
トラリピ系EAとは、トラップリピートイフダンという注文手法を用いたMT4のEAのことを指します。指定したレンジ幅で、いくつもの注文と決済のトラップを仕掛けていき、小さな利益をたくさん積み重ねていく手法です。この手法を独自で商品化しているのが、マネースクエアHDの「トラリピ®」です。為替相場の90%がレンジ相場と言われているため、その状況で利益を出せるEAですので、愛用しているトレーダーもいます。
トラリピ系EAは、設定したレンジ内でコツコツと利益を積み重ねてくれます。1度の利益はかなり小さなものですが、ハイレバレッジでのトレードを行えば大きな利益にすることもできます。トラップをしかけるレンジ幅を広げれば、ほとんどのレンジ相場で利益を出すことが可能です。
しかし設定したレンジ幅を超えて価格が動いてしまうと利益を得ることができなくなってしまいます。たとえば、1ドル100〜120円の幅にトラップを仕掛けた場合、1ドルが100〜120円の間で動いているときは利益を出してくれます。ですが、100円を下回った場合、すべてのポジションが含み損を抱えることとなります。ハイレバレッジでトレードを行っていると、この含み損が大きくなってしまうためロスカットのリスクが生じます。再び価格が上昇し、含み損に耐えられるだけの資金力が必要です。
またトラリピ系のMT4のEAは、何度も取引を繰り返すEAのため、取引コストが高くなる可能性があります。特にスプレッドが広がりやすいFX業者を利用している場合は、トラリピ系EAは不向きです。
このように、トラリピ系EAはレンジ相場には強いEAではありますが、レバレッジや使うFX業者によっては必ずしも稼げるEAとは言い切れません。レンジ相場で稼げることは大きな利点ではありますので、うまくMT4のEAポートフォリオを組んで利用してください。