FX自動売買のソフト「EA(エキスパート・アドバイザー)」が稼働できるMT4(メタトレーダー4)では、新規注文と決済注文の方法にはいくつかの方法があります。新規注文については、チャート上で右クリックし注文発注から新規注文を選択する方法や、キーボードのF9を押す方法、メニューバーの「ツール」から「新規注文」を選択する方法などがあります。また、新規注文は成行注文と指値/逆指値注文の2種類に大きく分けられます。

MT4のEAで現在のレートで決済したい場合は、成行で注文します。相場の変動が大きいと、注文ボタンを押した瞬間と実際のレートに差が生まれることがあり、注文するレートが再提示されますが、「提示価格との価格誤差を有効にする」にチェックマークを入れておけば、最大価格誤差の範囲内であれば約定します。なお、MT4のEAでレートの差は「スリッページ」と呼ばれており、成行注文を出した際に端末からFX会社のサーバーに注文指示が到達する通信時間と、FX会社のサーバー内で行われる約定処理にかかる時間にレートが変動することで生まれますが、経済指標発表直後など、取引注文が殺到しているような場合はさらに発生しやすくなります。スリッページは有利に動く場合と不利に動く場合があり、あらかじめ許容幅を決めておけます。

MT4のEAであらかじめ指定したレートで決済したい場合は、指値または逆指値で注文します。指値を発注するレートを入力するために、「現在値との差」でポイントを入力し「下段にコピー」をクリックするか、「決済逆指値(S/L)」「決済指値(T/P)」に直接レートを入力すると、クリックで発注できるようになります。なお、MT4のEAで決済注文の変更・取り消しも、注文発注ウインドウから進むことができ、あらかじめ発注しておいた指値注文・逆指値注文の決済レートを変更することや、約定前であれば決済注文を取り消すことができます。

おすすめの記事